従来のプロペラ式ミキサーで混ぜた場合、せん断力が働き、材料の繊維質が寸断したり、球状の材料がつぶれたりすることがありました。それでは本来の特性が損なわれてしまいます。本機なら、強力な混合力を保ちながら、材料の形状を変えることなく混合できます。
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接着剤には、経時変化のない強力な接着強度が要求されます。本機による攪拌なら、接着剤の分子同士が十分に攪拌混合されるうえに脱泡も良好なため、経時変化の少ない強力な接着強度を発揮。その事実は、大手光学機器メーカーが行なった約半年間の加速試験によって実証されています。
比重が重く、樹脂と沈降分離しやすい銀フィラーは、使用直前によく攪拌し、コンディションを整えておく必要があります。それを手攪拌で処理すると、沈降分離している銀フィラーの分散が悪く、導電率のバラツキが発生。また、巻き込んだ気泡がディスペンサーからの吐出時に空気を空打ちして、不良品を作り出し、歩留まりを悪くします。本機では、たった30秒ほどの攪拌で、高度な分散力と脱泡効果を発揮。銀ペーストの導電率のバラツキと空気の空打ちを解消できます。
毒性試験では投与量が多いため、高濃度の懸濁液を調製する頻度が高くなります。そして、水に対してぬれの悪い化合物の懸濁液は、乳鉢、ホモゲナイザー、モルターグラインザーでの調製が不可能でした。また、水に対してぬれが良い化合物は、これら従来型で懸濁液が調製される反面、粒子径が若干小さくなる傾向がみられました。本機による攪拌・脱泡なら、現末の粒子径との差がなく、品質の良い懸濁液の調製が、いとも簡単に実現できます。また、粒子径を小さくする技術もございます。
液状エポキシ樹脂と硬化剤、硬化促進剤、無機フィラーなど樹脂組成物の粘度測定には、前処理として、これらの材料をすばやく十分に混合しておくことが必要。 従来は攪拌羽根式のプラネタリー・ミキサーが使用されていましたが、 ●混合・清掃に時間がかかる、 ●操作方法が煩雑、 ●気泡が完全に抜けない、 ●最小仕込み量が多すぎる… などの問題がありました。本機は混合と脱泡を数分で同時処理し、掃除の手間も取りません。従来に比べ作業効率を約10倍アップできます。
現在、液晶用シール材は熱硬化型からUV硬化型に主流が移り、粘度は20万~30万CPと高粘度化の傾向にあります。このシール材は、数μのギャップスペーサーを分散し、同時に数μ大の気泡を除去することが必要。真空に減圧しながら自転・公転運動を行なう本機シリーズARV-310・ARV-3000TWIN は、この難作業に見事に対応。粘度の高いシール材の攪拌・脱泡を可能にしました。
調剤薬局の仕事で最も大変なのは、軟膏の混練作業。時間を要し肉体的な負担が大きいうえ、気温が下がる冬場は軟膏が硬くなり、手で混ぜるには困難な作業。本機ならば、亜鉛華単軟膏や白色ワセリンが、たったの30秒で混ざります。出来上がりは気泡がなく光沢がありクリーミー。なんこう壺容器ごと混練するため、掃除の手間がなく、調剤時間を大幅に短縮できます。
化粧品やインキなどの製造装置には小型容量のものがなく、少量のサンプルを作る場合にも大型装置を使用。そのため、必要量の何倍も作られ、捨てられているのが現状。また、準備に時間が取られ、使用後もプロペラや専用容器の掃除が必要です。本機は、そんな無駄や煩わしさを排除。すべての作業をわずか数分で完了できます。
液晶パネル用の封止剤は高粘度で取扱いが難しく高価な材料です。ARV-3000TWINで攪拌・脱泡した後に、特殊なシリンジへ充填する作業があります。せっかく取り除いたシーラント剤の中の泡を巻き込むことなく、シリンジへ充填することを、ARC-600TWINが可能にします。 高粘度材料をすばやく充填することができ、製品自体の清掃も簡単なのが特徴です。