THINKY Journal 株式会社シンキー
2014.11.06 Volume4

こんにちは。
シンキージャーナル第4号をお届けします。

今回は、前号でご好評をいただいた、容器・アダプター開発者である笈川正宏へのインタビュー続編をお届けします。

【目次】

1. 容器・アダプター開発者が語る「お客様の声を生かした製品づくり」

2. 共同技術セミナー開催のご報告

3. 展示会 出展情報

4. バックナンバー

5. 編集後記


1. 容器・アダプター開発者が語る
 「お客様の声の生かした製品づくり」

前号では、「特注品製作の極意」と題して、弊社の容器・アダプター開発者である笈川 正宏のインタビューを紹介し、ご好評をいただきました。今回も引き続き笈川へのインタビューを続編としてお送りします。

◆ シンキーで特注アダプターを製作するメリットとは?

最近、お客様から「シンキーはアダプターをちゃんと作ってくれるから良いね」という声をよくいただきます。容器やアダプターというのは、お客様の課題を正確に理解した上で製作しなければいけません。その品質の高さと製作スピードは、長年の経験がないとできないことなので、シンキーの強みの一つと言って良いと思いますね。

昔は撹拌と脱泡を同時にできるというだけで賞賛してもらえました。でも今では自転・公転ミキサーの技術は広く認知されるようになりました。そうすると、より高性能で、より耐久性の高い製品を提供して、さらにお客様の満足を高めていく必要があります。

◆ そうやって製品をより良いものにしていくわけですね。

せっかくお客様の目的にあった特注アダプターを作っても、それがきちんと機能しているのかを確認しないと意味がありませんよね。シンキーではミキサーを納品した後にスタッフが使用状況を確認しています。そのときに、特注アダプターのこともしっかりヒアリングしてもらって、フィードバックを受けています。

◆ フィードバックによって発見することも多い?

当然のことですが、機械の使い方は現場で日々変化していくものです。お客様の製品の生産量や稼働率が上がって弊社の機械の使用頻度が何倍にもなったり、同じ会社の別のセクションの人が全く違う使い方をしていたりすることもあります。アダプターの製作時と使用方法が変わっているにもかかわらず、不便さを我慢して使っていたということが、ヒアリングによってわかる場合があるのです。

しかしそういうことも、以前アフターフォローに手がまわらなかった時代には気が付きませんでした。不便な上に、最悪の場合は機械の不調につながり、お客様に残念な思いをさせてしまうこともありました。お客様からのフィードバックをいただいて、満足していただけるよう、さらに改良。その繰り返しですね。

余談ですが、混ぜるという機能は満たしていても、「使いづらい」とか「手間がかかる」 というのを、使い方のテクニックによって改善できることもあるんですよ。

◆ 具体的には?

シンキーのミキサーは400Gの負荷に耐え得る高速回転ができるのですが、実はゆっくり回転させる方がうまく混ざる材料もあります。最初はゆっくり回転させて、次に高速、最後にまたゆっくり、という具合に混ぜると、うまいこと行ったりね。使い方のアドバイスであっさり課題が解決できることもありますよ。

◆ ミキサーの性能をよく知っているからこそのアドバイスと言える?

ミキサーの技術が浸透して、当たり前だと思えば「どうしてそういう形をしているのか」ということにあまり疑問を持たれない。例えば、どうしてミキサーの中で容器が45度に傾いているかご存知ですか? それにはきちんと理由があるのです。それは容器の縦横比が同じ場合、45度に傾かせれば容器内で材料の断面が一番大きくなって、混ざりやすいからです。だからできるだけ縦横比が1対1に近い方が良いんです。それを知ってるのと知らないのとでは、容器の作り方に差が出てくるのも当然です。

◆ 最後に、瞬時に改善のアイデアがでてくる、その秘訣は?

昔はアイデアなんてまったく思いつきませんでした。私の上司は、アイデアマンとしては天才でした。寝ている時に、夢の中でアイデアが湧くんです(笑)。昔は信じられなかったけど、今は少しわかる気がします。それは「いつも頭の中で考えている」ということなんだと思います。それをずっと続けていると、だんだん鍛えられてきて、アイデアが湧くようになってきます。

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2. 共同技術セミナー開催のご報告

スペクトリス株式会社マルバーン事業部様との共同技術セミナー("M&M"評価セミナー)を、10/3(金)に神戸にて開催しました。

関東からの参加も含め、76名もの方に受講いただきました。生憎の雨天にもかかわらず来場下さいまして、ありがとうございました。

受講者の感想を一部紹介致します。

  • 大変わかりやすいセミナーでした。装置の使い方も大変助かりました。
  • 混合/測定のノウハウまでご教示いただき参考になりました。ありがとうございました。
  • これまで経験したことのない粉砕方法、粒子径評価方法を紹介して頂き、興味深くお話をきけました。
  • 展示会で説明を受けるのも気軽に質問ができるので有益と思いますが、今回の様にイスに座ってゆっくりと話を聞くと、非常に判り易いと感じました。資料を見ながら自分で考える時間が持てるので、こういうセミナーも有益に思います。ありがとうございました。
  • いずれの内容も大変参考になりました。本日はありがとうございました。
  • 有益な講義ありがとうございます。
  • 今後も同様のセミナーを定期的に開催されることを希望します。

3. 展示会 出展情報

これから開催される展示会への出展情報です。
皆様のお越しを心よりお待ちしております。

国際粉体工業展東京2014
 11/26-28 東京ビッグサイト  

ライティングジャパン2015(第7回次世代照明技術展)
 1/14-16 東京ビッグサイト  

nano tech 2015(第14回国際ナノテクノロジー総合展・技術会議)
 1/28-30 東京ビッグサイト  

バッテリージャパン2014(第6回国際二次電池展)
 2/25-27 東京ビッグサイト

4. THINKY Journal バックナンバー

Vol.3 容器・アダプター開発者に聞く 「特注品製作の極意」

Vol.2 インタビュー 「粉体分野の第一人者が語る、あわとり練太郎」

Vol.1 「あわとり練太郎」をセルフチェックしてみませんか?

5. 編集後記

2014年も、残すところあと2ヵ月となりました。
週数にすれば9週。日数では55日。
私はこの時期、年始に立てた目標を振り返って愕然とすることが多いのですが、 あと55日もあれば、なにか1つくらいは消化できるのではないかと往生際の悪さを発揮します。

今年は、「忙しくても常にデスクは整理整頓!」とか「毎朝5時に起きる」とか、年始の勢いで決めたけど本当はすっかり忘れていた目標をひっぱりだして、あと55日だけでもがんばってみようかと思っています。
「終わり良ければすべて良し」って言いますから……!  

日に日に寒くなってきました。どうぞお体に気をつけてお過ごしください。(Y)


THINKY Journalは、過去にイベント・ウェブサイト・お名刺交換などでコンタクトのあったお客様に不定期でお届けします。
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