真空脱泡
静置型真空脱泡装置の脱泡原理
静置型の真空脱泡装置(真空チャンバー方式)では、材料が吹き噴ぼれないよう作業者が泡の出方を観察し、減圧と大気開放を繰り返すことにより、材料中の気泡を破裂させて、脱泡を行います。
自転・公転+真空減圧による脱泡原理
シンキーの自転・公転真空ミキサーでは、真空減圧下で自転・公転の遠心力により、材料底部の膨張した気泡を強制的に材料表面に浮上させ、脱泡を行います。そのため、真空チャンバー方式に比べ、短時間での脱泡処理が可能であり、材料底部の気泡も効率的に除去することが可能です。

- 画像5-1 自転・公転動作+真空脱泡のイメージ
自転・公転真空ミキサー あわとり練太郎の減圧方式について
容器をセットするチャンバー内を真空減圧するチャンバー内真空減圧方式(ARV-310)とカップフォルダーのみを減圧するカップホルダー内真空減圧方式(ARV-930TWIN以上の大型機)に分けられます。大型機では、カップホルダーを減圧することにより、真空到達時間を短縮化するように設計されています(シンキー特許)。

画像5-2 減圧時間や大気解放時間をも短縮するシンキー独自の真空減圧技術
導入メリット
(1)短時間で脱泡が完了
(2)公転の遠心力により、脱泡中に材料が噴きこぼれない
従来型の静置タイプの真空チャンバー方式では、チャンバー内を減圧しても、材料中の気泡が効率よく表面に浮上できないため、高粘度材料の脱泡などでは、脱泡に数時間かかることがありました。 また、真空減圧することにより、材料中の気泡が膨張し、容器から材料が噴きこぼれる危険性があるため、作業者が常に材料の状態を監視しながら、脱泡を行うことが必要でした。
これに対して自転・公転真空ミキサーでは、強力な遠心力によって、材料表面で気泡を強制的に破裂させ、脱泡することにより、極めて短時間に脱泡を完了できます。また減圧下においても、公転の遠心力により材料が押さえつけられているため、材料の噴きこぼれの心配がなく、作業者の監視の必要がありません。





